投稿者
題名
*内容 入力補助画像・ファイル<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
URL
sage

  • [40]
  • VFA-01パワーアンプ製作報告

  • 投稿者:pire
  • 投稿日:2016年 3月30日(水)00時04分35秒
 
VFA-01とPRT-01でパワーアンプを製作しましたので報告します。
トランス式非安定化電源と入力セレクタを入れたアンプにまとめました。

興味のある方もおられると思うので、電源部について詳しく述べます。
電源電圧の設計値は、負荷時でDC20V弱としました。
無負荷時には電圧が上がりますので、電解コンデンサの耐圧は25Vではちょっと不安なため、35Vまたは50V品に変更しました。
電源回路は、たかじんさんが苦心された基板のパターン設計を活かすために、正負各々独立のブリッジ整流回路としました。このため、トランスはフェニックスに特注してAC16V/3A×2巻線としました。サイズはRA100で、コアサイズはR120なので余裕があります。
非安定のため、トランスの2次側電圧をどうするか悩みましたが結局16Vとしました。製作したトランスの実測データでは、無負荷で17.4Vrms、負荷3Aで16.2Vrmsとなりました。
平滑回路のケミコンの容量は、ちょうどPRT-01基板と同寸法のユニバーサル基板がありましたので、そのサイズから片側3300μFを5個並べました。また、電源投入時のラッシュ電流が心配なため、ブリッジダイオードには比較的許容電流の大きなものを選定し、更に電流制限用として簡易ですがSEMITECのNTCパワーサーミスタをダイオードの前に入れました。通電による自己発熱で温度が上昇する事で抵抗値が減少するものなので原理的に発熱することを避けられません。出来れば、ON後にリレーでサーミスタを短絡したいのですが、今回はギリギリ使えると判断してサーミスタだけで対応しました。ケミコンから出来る限り離すようにしましたが、ちょっと不安です。
最終段のアイドリング電流は、電源電圧が少し高いもののヒートシンクの熱抵抗が小さいため、300mAとしました。300mAでの電源電圧はDC20Vとなりました。

ケースはタカチのHY99-28-23にしました。大変しっかりしたケースで、ヒートシンクの熱抵抗もかなり小さいですが、パネルの厚さが3mmもあり加工は大変でした。
電源内蔵で電源スイッチを前面パネルに配置するため、AC100Vの配線がアンプ基板の近くを通ってしまうので気を使いました。対策として、AC電源線はツイストした上で網組線のシールドに通し、シールドをケースに落としました。また、組み立ててみると、電源スイッチがVFA-01基板の入力端子の近くになってしまいました。インピーダンスが高い点なので誘導の恐れがあるため、急遽銅板でシールドケースを作りスイッチを配線ごと覆って対応しました。

入力の切り替えは音質的には無いほうが良いのでしょうが、ここは使い勝手を優先して4CHの入力切り替えとしました。ロータリースイッチは定評のあるセイデン製で、2段4回路4接点とし、ホット・コールドを両切りしてます。また、誘導ノイズを防ぐために、入力端子からスイッチ、ボリュームを通ってVFA-01基板入力まで2芯シールド線とし、シールドはVFA-01のシグナル・グランドに接続しました。
これらの対策により、スピーカーからハム音などのノイズはフルボリュームでも確認出来ません。
ANALOG DISCOVERYのスペアナで見ても、電源周波数の成分はベースノイズレベル以下でした。

抵抗負荷で試験したところ、ひずみ率の計測は正確には出来ませんが、4Ω負荷で20Wは問題なく駆動出来ました。このとき、電源電圧は16V位まで低下していて25Wでクリップしました。

完成後の試聴では、スピーカーの個性を見事に引き出す能力があり、締まった低音が魅力的でした。
これからじっくりと聞き込んで行きたいと思います。
今回も素晴らしい設計の基板をありがとうございました。



スレッド一覧

  1. 製作例 ご自由に投稿(62)
スレッド一覧(全1)  他のスレッドを探す  掲示板に戻る

*掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成