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カテゴリ:[ スノーボード ] キーワード: スノーボード レッスン 上達


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[147] Re: ブラシと雪

投稿者: コーチ 投稿日:2015年 3月20日(金)02時05分25秒 d162-156-132-16.bchsia.telus.net  通報   返信・引用 > No.146[元記事へ]

まず私はブラシを滑ったことがない事を先に申し上げておきます。
ここまで私が受け持った生徒の話を元に、また雪上のジャンプでの常識を元に考えてみます。

まずはブラシにおいての影響を考えてみましょう。
ブラシは雪ほどにエッジグリップが良くなく、エッジが抜けやすいようですね。
そこで影響を受けるのは
● アプローチ
● 抜け
ですね。
しかしブラシではエッジが抜けることなくFS360を回しているようですから、おそらく強すぎるエッジ角度は出ていないと想像します。
また、エッジが立っていないということは、体の軸がエッジ側に倒れすぎていない、理想的な位置にあるとも想像できます。
回転を仕掛けるには良い軸の状態のはずですね。

次に、雪上で回すときにスピンが安定しないことについて。
ブラシは考えずに雪上でよく起こる症例から考えてみます。
タイミングを待って回らない、また回っても回りすぎる。
これらで想像できる症状は「抜け」です。
実際に滑りを見ていないのであくまで想像で語らせていただきますね。

ブラシのジャンプはKINGSだと思うのですが、この施設のジャンプ台の特徴はリップが程よく反りあがっているところです。
この程よい反りは、飛ぶ人が蹴らなくても程よく上に跳ね上げてくれる形状をしています。
下からの圧力が強いということは、足場を感じやすい、作りやすいということです。
足場をしっかり感じれるので、上半身が早く回り始めても下半身は抜けをよく待てます。(板がずれない)

雪上のジャンプはいろんな形状があって、KINGSのリップのように上に跳ね上げてくれるものは多くないですね。
リップがあまり飛ぶ人を上に跳ね上げてくれない形状の場合、下から突き上げる圧力は弱いということです。
圧力が弱いので足場は感じにくいですね。
ということは下半身が軽い状態なので、スピンの抜けで上半身を回した時に下半身もついてきてしまう可能性が高いと想像します。
抜けが早い場合、上半身が早く動き始めて、それに付いてくるように下半身(板)も早く動き始めます。
結果、抜けの際に板はすでに90度近く回ってしまって回りすぎる。
しかし板を進行方向に対して横にしながら抜けるので、板には最終的に圧力が掛かって抜けやすいのは確かでしょう。

抜けのタイミングを待つと回りきらない理由について。
上記したように、まずリップの反りが弱い場合、下からの圧力も弱いので足場を感じにくいわけです。
良い例ではありませんが、抜けの際に板を進行方向に対して横にしながら抜けると板に圧力を作ることができます。
だから早抜けをすると足場を感じやすいわけですね。
しかし抜けのタイミングを待つと板は進行方向に対して横にならずにまっすぐです。
その上リップの反りが弱いわけですから、何もアクションを起こさなければ足場はなかなか感じられません。
だから抜ける際に下半身できっかけを作れずに回っていかないわけですね。

ではどうやって改善したらいいのか?
上記したことがhiroさんの症状にマッチしているか定かではありませんが、このように考えます。

答えは「リップの角度に影響されない足場の作り方を覚えれば良い」です。
つまり下から突き上げる圧力がなくても足場を感じれるということです。
ですから、自分で最大限の圧力を作り出せばいいのです。
まず利用できるものとして重力があります。
この重力に対して100%に近い抵抗をすること。
つまり重力対してよりまっすぐ立っていることが圧力を最大限に得られるポイントですね。
抜けの際にできるだけトーエッジヒールエッジバランスで傾きがないこと。
ノーズ&テールバランスではリップの角度に合わせた体の角度を作りましょう。
このノーズ&テールバランスは重力だけでなくリップによるノーズ側への圧力もかかるので、リップに合わせた体軸角度が好ましいですね。

そしてエッジは軽く立っていると足場を作りやすいですね。
回転運動をするわけですから、体を回すときに板がフラットでは板も簡単にずれていきますからね。

次にさらなる圧力を生み出すために、自ら下に圧力を掛けましょう。
まず最低限反り上がりが始まったら下半身を下に突っ張るように緊張させましょう。
よくあるのは反りが始まってからしゃがみこむ人。
これでは下から突き上げてくれる力を全て吸収してしまうことになりますから、圧力は生まれずに足場も安定しませんね。

次に抜けの瞬間に蹴ること。
上記したことができた上で、最後に蹴るというスキルを身につけられると良いですね。
蹴るときは(イメージですが)高い姿勢からひざが完全に伸びきることが理想です。
筋力を一番発揮できる足の角度、ひざが曲がった状態から蹴り終わるまでの時間短縮、こんなことを考えると高い姿勢から完全にひざを

伸ばしきるのが好ましいことになるんですね。

蹴る際によく起きるのが、上半身をノーズ側、またはエッジ側に倒すこと。
抜けた瞬間までいいのですが、その直後に体の軸をこの2つのどちらかに倒していくと、当然空中でバランスをそちらのほうへ持っていかれま

す。
動画を撮ってスローでよく確認してみてください。
よくあるのは(FSスピンの場合)ヒールエッジ側&ノーズ側に肩(上半身)が倒れる症状です。
これは前の腕を高く上げることである程度は改善されます。
または空中やランディングのイメージが作れると、自然と抜けの形が直る場合もありますよ。

ついでにアプローチのラインの取り方も再確認ください。
このラインでリズムを作ったり、ターンから得られる圧力の利用も可能ですが、(FSスピンの場合)抜ける寸前に最後のヒールターンが終わ

ってしまうと板がフラットになってしまい、上級者でないとフラットで上手に抜けていくことができません。
この場合ラインをリップ側に遅らせることで対応可能です。

またお気軽にご質問ください!


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